アランパカフェ(AlanPa-Cafe)~Daily Treasure

焚火とコーヒーで語る、人生折り返し男の独りごと

ソロキャンプ デビュー!~長者の里キャンプ場

今、日本では空前のキャンプブームがきています。

 

昔からキャンプが大好きで、途中のブランクを無視すればキャンプ歴20年を超えます

が、そんな私でもソロキャンプというものをしたことがありませんでした。

流行りに乗ったというわけじゃないですが、会社の事情でたまたま平日に連休を取得することになり、『コレを機にやってみるか』ってことで、ついにソロキャンデビュー!

(2020年11月、と少し前の話ですが掲載します)

 

私がデビューに選んだ場所は岐阜県揖斐郡揖斐川町にある長者の里キャンプ場。

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標高620mにある人里離れた林間サイトで、横を小さな川が流れています。

森の文化博物館で受付をするのですが、フロントのおっちゃんに

 

「こんな寒い時期に一人でよくやるねぇ」

 

と言われ、

 

「そうですよね、こんな時期に来る物好きいないですよね~」

 

と苦笑しながら答えたら、

 

「昨日から一人で来てる男の人と、今日から一人で来る女の子いるよ」

 

『って、他にもいるんじゃん!』

 

と心の中でツッコミを入れながら受付完了。 

荷物は駐車場で一輪車(現地で自由に借りられる)に積み替え、予約しておいた川沿い

のサイトへ。小さな川ですが素晴らしく水が澄んでいて、たくさんの魚影が素早く動く

のを見ることが出来ました。(次に来ることがあれば、釣竿を持参したいですね)

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公衆トイレ(キレイに清掃されていました)に行くと、気になる看板が....

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あとでおっちゃんに聞くと、

 

「今年はまだ1回しかみてない」

 

『って、やっぱ出るんかい!』

(この辺りの山なら熊が出てもおかしくない雰囲気です)

 

今回は殆どの食事をホットサンドメーカーで調理しました。

中でも中華五目焼きそば(たまご包み)は我ながら絶品!

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今回、ソロキャンデビューのためにメルカリで購入したテントは、パップテントの代表格バンドックソロベース(やっぱカッコイイですね~:自己満足)

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2泊3日の初ソロキャン、いつものファミリーキャンプとはまた違った魅力がたくさんあ

りました。

食べたい物を自由に作って食べ、大好きなコーヒーを時間を気にせずの~んびり挽いて淹れ、川のせせらぎを聴きながら濃い目のコーヒーを嗜む。

おっちゃんがくれた立派な柿は無造作にナイフでカットし、そのまま口へと運ぶ。頬張った果実は旬の甘みと大自然の香りを、口いっぱいに広げて主張する。

たまたま出会った名前も知らぬソロキャンパーと軽く挨拶を交わし、過去の体験からくるソロキャン極意、オススメのキャンプギア・キャンプ場の情報を教えてもらう。

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夜は一番の楽しみである焚火を心ゆくまで堪能。

燃え盛る炎は、日常で溜まった心の埃を粛々と燃やし、炎が終わりに近づくころには、心まで軽くなったような感覚になる。

 

人生初のソロキャンプ、日常から離れた、とても贅沢で優雅な時間を創造できました。 

 

長者の里キャンプ場はとても静かなキャンプ場なので、しっぽりとソロを楽しみたい方にはオススメだと思います。

少し気をつけなければならないのは、

①サイトが小さめなので、大きなテントやタープは設置に注意が必要

②近くに食材を調達できるお店が全くないので、前もって持参する方が良い

 (一番近い地元スーパーでも車で30分くらいはかかると思います)

と、いうことですかねぇ。

 

※利用料金などの詳細情報は揖斐川町のホームページをご確認ください。

(参考に、長者の里キャンプ場へのリンクを貼っておきますね)

www.town.ibigawa.lg.jp

 

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